【カタコト日本語×スーパーマーケット】


【カタコト日本語×スーパー】

見たことがない商品が並ぶ外国のスーパーって、ワクワクしますよね。パッケージがかわいかったり、日本では考えられないような色のお菓子やケーキがあったりして、ついつい買ってしまいませんか。ところがそこで困るのが・・・「読めない。」saltsugerは読めたとしても、fabric softener(柔軟剤)とlaundry detergent(洗濯用洗剤)、manufactured date(製造年月日)expiry date(消費期限)などは、その意味をまず理解していないと間違って買ってしまう可能性がありますよね。その他にも、「3つで1000円」や、「3000円以上購入で配送料無料」などのお得な情報も、外国語表記では見逃しがちです。

 

【私たちにできること】

接客する側の方も、外国人に「洗濯用洗剤」や「消費期限」を説明するのは難しいと思います。そこでご提案したいのは、やはり視覚で情報を取れるようにするということです。つまり、商品名や価格に加え、英語訳を表記するのです。それはきれいに印刷されたものでも手書きでもかまいません。

外国人客の来店が多い店舗では、外国語が話せる店員さんを常駐させるといったことがあるかもしれません。しかしそれでは人件費もかかりますし、外国人を接客するたびにその方を呼び出していては、時間もかかり仕事も滞ってしまう可能性があります。

すべての商品に英語表記を加えるということは簡単ではありません。しかし、一度表記をしてしまえばあとは簡単です。英語表記があるということだけで外国人客も安心して買い物ができ、来客数も増えるかもしれません。一番の理想は、メーカーさん側が英語表記を加えるということなのですが、それまでには少し時間がかかるかもしれませんね。

 

また、お得な情報やアレルギーなどの健康に関わる注意事項などは、イラストでもいいかもしれません。「ひとつ300円。ふたつで500円。」という情報であれば、「●=¥300。●●=¥500」のようにして、●の部分は商品の絵を描いたり、写真を印刷して張り付けたりしてもいいですよね。「アレルギー」は英語ですが、英語と日本語では発音がまったく異なります。口頭で説明するのが難しいので、allergy(アレルギー)と書いた横に、ピーナッツや小麦、卵のイラストを描くのはどうでしょうか。あなたの店舗で購入した商品によって健康被害が生まれてしまうのを防ぐことができるはずです。ぜひ試してみて下さい。


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